歌が上手くなった。

歌が上手くなった!……気がする。

 

学生時代アカペラをやっていたものの、パーカッション専門でやっていたので歌がめっちゃ下手になった。

変に思われるかも知れないけど、数年歌わないだけで歌い方ってわからなくなる。昔歌えていた曲が歌えないなんてことがざらにあって、特に高い音が全然出せない。1曲きちんと歌えないのが自分でも嫌で、この先、人前で歌を歌うことなんてほとんど無くなるんだろうなって思ってた。

 

でも歌うこと自体は楽しいし、付き合いとかでカラオケに行くこともそこそこあるので、ここ最近はなんとか少しくらい歌えるようになりたいと思うようになってた。

そこでまずはネットで情報収集してみた。でも歌唱法とかボイストレーニングって、先生によって言ってることがバラバラでどれが正解かわからない。とりあえず片っ端から試しては使えそうな要素だけをピックアップして練習に取り入れてみた。

 

そんなことを始めたのが2年くらい前の話。先日ひょんなことから人前で歌うことがあったんだけど、ビックリするくらいすんなり歌えた。しかも何曲も。苦戦していた高音も出せる。歌が歌える頃の自分が戻ってきた感じがした。いや、たぶん昔よりも今の方が上手く歌える。久しぶりに友だちとカラオケ行きたくなった。

スマホの無い日。

スマホが無い。

気づいたのは駅前。時間の確認をしようとコートのポケットに手を入れたら何も入っていなかった。

いつも決まってコートの左ポケットと決めているので、他のところにも入っていないだろうとは思いながらも、一応すべてのポケットを探る。

やっぱり無い。

途中で落とした?いや、そもそも今日スマホをポケットに入れた覚えがない。

たぶん、家だ。

どうしよう。でも取りに戻ったら大幅に遅刻する。よし……今日はスマホ無しで1日過ごそう。

 

スマホ無しで過ごすのは久しぶりで、ある意味新鮮。でも電車やバスの移動中どうしたら良いんだ。そんなことを考えてたけど、じっくり考えたいこともあったので、案外何もすることが無くなるということはないだろうくらいに思っていた。

 

しかし、困ったことがあった。

今現在の時間がわからない。腕時計をしないから、スマホが無いと時間を確認する方法が無い。そして更に困ったのは、街中で時間を確認する方法があまりにも無さすぎること。

駅では電光掲示板に時計が付いているから時間の確認ができるものの、駅から外はほとんど時計が見当たらない。駅前のバス停でバスを待っている間、時刻表はあるけど現在時刻がわからないから、次にどのバスが来るのかわからない。予定に間に合うかどうか不安になる。

 

とりあえず来たバスに乗ったものの、このバスが予定通り進んでいるかわからない。一応、乗ってきた電車からすると、バスが遅延しなければ間に合うはずだけど、遅れているかどうかの判断が付かない。先方に事前連絡をしようにもスマホは無い。ただただ不便で不安。考えごととかマジでどうでも良い。時間が知りたい。

 

バスの中から街中に時計を探す。全然見つからない。バスが通るような大通りに、時計が立っている場所なんて見当たらないし、特に住宅街なんて時計がありそうな雰囲気すら無い。 

 

あ、いや、

 

学校だ。

 

学校なら確実に外から見える時計がある。幸運にも今バスが走っているエリアには学校が多い。学校はすぐに見つかり、ここで初めて時間の確認ができた。バスも遅れてはなさそうだし、目的地へは余裕を持って到着できそう。ようやく、安堵。

 

時間がわからないだけでこんなに不安と焦りに悩まされるとは思わなかった。

スマホを時計代わりにしていた弊害を味わった日だった。これで定期だの財布だの身分証明だのもスマホになっていたら、なんかもう何にもできない日になっていたんだろうな……まだアナログが少なからず残る時代で良かった。

“Pitch Perfect”

散々アカペラをやっている立場でありながら一度も観たことが無かったので、観ました。まずは1から。 


Pitch Perfect - Trailer (HD)

青春時代をアカペラにぶつける、アメリカの大学生たちのストーリー。

日本でも大学に入ってアカペラサークルに入る人めっちゃ増えてます。ここ10年くらいで全国のアカペラサークルが300〜400くらい増えてるらしいです。

ピッチ・パーフェクト』で描かれる世界は自分が大学生時代に所属してたアカペラサークルとはいろいろ違うところばっかりで、いろんなことがとにかく新鮮。

アメリカンアカペラのスタイル

主人公の大学入学から始まり、日本の大学でも見られるサークル勧誘があるんだけど、アカペラグループの在り方?がそもそも日本とは違う。

サークル単位での勧誘というよりはグループ単位での勧誘(ただ、入会オーディションには全バンド集まってたから、母体は一緒なのかも?)。大学卒業に伴ってメンバーが抜けて、新入生が入ってを繰り返して、1つのグループを続けていく感じらしい。

日本ではほとんど見ないやり方なので驚いたけど、Rockapellaがまさにこのやり方。メンバーチェンジが頻繁でScottとJeff以外わかんないよ!って思うこともあったけど、この映画観たらちょっと納得した。

アメリカンアカペラの演奏 

演奏も日本のアカペラとは違う。日本のアカペラは歌うことだけに意識全振りしてるけど、この映画の中のアカペラは振付やパフォーマンスが盛りだくさんで、視覚的にも楽しい。

プロのアカペラグループでもこれほど振付を盛り込んでいるグループは見たことが無い。しいて言えば、2009年に放送が始まった"The Sing-Off"にPentatonixが出場した時は割りとパフォーマンスをしっかりやっていた。ただ、Pentatonixのライブでのパフォーマンスは自然体というか、決められた動きみたいなものはほとんど無かったから、番組やイベント用の1曲入魂の時にだけパフォーマンスの比重を高めるってことなのかも。

アメリカンアカペラのゲーム

あと、Riff Offっていう、なんだあれ?ゲーム?っぽいことをやっていて、あれすげーなと。ルールが厳密にはよくわからんけど、かなり音感鍛えてないとできないであろうゲーム。でもそんな中アカペラやってる人間はたぶんやりたくなっちゃうやつ。説明難しいから実際に映画で観て!笑

日本のアカペラと違うからいろいろ感じる。

日本のアカペラグループって基本的に5〜6人で構成されてることが多いけど、映画に出てくるグループの構成人数はさまざま。4人編成(まぁこれは日本でもある)から20人くらいいる大所帯まで。なんで日本では7人以上で構成するバンドが少ないんだろう?

他にも、グループの中でマイクを持つ人と持たない(生声で歌う)人がいるのも日本では珍しい。マイクが無ければ声量は物足りなくなるけど、人数でカバーする方法もあるし、マイクを持たないことでアクロバティックなパフォーマンスがしやすいというメリットも生まれる。アカペラでできることの可能性がすごく大きく感じる。

人数が多いグループの場合、アレンジも(日本のアカペラ経験者からすると)独特。ロングトーンをするコーラスとリズムを刻むコーラスが共存できるだけの人数的な余裕があるので、アレンジの幅の広さを感じる。こういった日本では珍しいアレンジは、自分が編曲をする時の良い参考資料になる。

 

とりあえず1だけ観て、おもしろいポイントだらけだったし、クライマックスも当然アカペラを聴いて盛り上がれるのでとにかく楽しい。早く2と3を観たい。時間が取れたら2はAmazon Primeあたりで観よう。

“SING”(吹き替え版)

“I'm still standing”をYouTubeで聴いたら死ぬほどカッコ良かったのでAmazonビデオで視聴。

前半で各キャラクターの話が描かれるんだけど、金絡みは本当に全員クズで少し観ていて嫌になる。笑

タママの話はめっちゃおもしろくて好き。一晩で全自動家事マシーン造り上げるところ最高に好き。笑

笑えるシーンは多いけどモヤモヤ続きな前半とは打って替わって、後半はかなり熱い。やっぱりゴリラの歌はカッコいい。針ネズミもゾウも良い。ネズミくっそ上手いけど、性格がクソだから素直に喜べない。でもマジで上手い。

コンサートパートがきちんと見所になってるし、クライマックス感あって本当に楽しい。ゾウの女の子の歌は初めて聴いたけどめちゃくちゃカッコ良かった。絶対DLする。

元気が無いときにコンサートパートだけ観て活力もらいたい。良い映画。

ピョンチャン五輪閉幕

ピョンチャン五輪もついに閉幕。

閉会式に登場する、開催国のアーティスト観たさにずっとテレビ点けてます。

ワールドツアーまで開催した女性アーティストが出てましたがカッコ良かったです!最近は韓国アーティストのファッションが気になっているので、演奏以上にそっちに意識が向いちゃいますね。

韓国のアーティストは髪色をかなり派手に染めることが多いですよね。今回のバックダンサーさんたちの中にも、もはや蛍光色かっていうくらいの鮮やかな髪色の人がいましたけど、いやー、あれは日本人にはできないわ。超格好いいけどね。環境が許さないね。

 

最後に出たEXOの方が髪型だけ見れば大人しい。1人いさぎよい坊主いますね。一周回って奇抜なのか?

 

最後、DJが出ると聞いてはいたけど、ダンスフロアにしてしまうのは凄い!

スポーツも国境を超えるけど、ダンスも国境を超える。EXOの1曲目のタイトルがオリジナルの擬音っていうのも言葉の壁を超える意味でピッタリだったのかもなー。

今度曲を作るときは言葉じゃなくて声をテーマにしようかな。

カーリングめっちゃおもしろい!

平昌冬季オリンピックの真っ只中ですね!

ソチ五輪の時から思ってたんですが、カーリングめちゃめちゃおもしろいですよね!

 

頭脳派スポーツ・カーリング最高

「氷上のチェス」の異名のとおり、頭脳戦ってとこが良い!

冬季オリンピックの競技ってスピード勝負ものが多い印象があるけど、先攻後攻キッチリ分かれてて、戦略を練って一投一投に臨むってのがじっくり派の自分的にはポイント高いです。

 

個人的におもしろいなーって思うポイントは「あえて相手に得点を取らせる」ってところ。「後攻が有利」「点を取った側が次のEndで先攻になる」っていうルールを活して、自分が先攻だった場合でも「1点くれてやる代わりに、次のEndで大逆転してやるよ!」っていう戦略を立てられるのめっちゃ熱い。

逆に自分が後攻だった場合「相手に後攻を渡すくらいなら、このEndはブランク(両者0点)にして次も後攻を選ぶぜ!」っていう終わらせ方ができるのも熱い。

でもカーリングそんなに簡単じゃねぇ

「頭脳プレー満載のスポーツなんて最高じゃん、雪国生まれだったら絶対カーリングやってたわ!」っていう安直な発想で過ごしているここ2週間です。ただ今回ルールとか詳しく調べてたら、実は、けっこうデリケートというかシビア。

ハウスまでが遠い

テレビで観てると、スポーツというよりもゲームみたいな感覚ですげー楽しいけど、

まずハウス(ストーンを入れる輪っか)までの距離が45メートルある。

45メートル先のエリアにストーンを止めるとか、相手のストーンに当てるとか、当てたストーンをさらに他のストーンに当てるとか、頭だけじゃ絶対できない。

氷の状態が変わる

1試合が2時間半ほどになることが多いらしく、試合中に氷の溶け具合が変わってくるんだそうです。氷の溶け具合でストーンの曲がりやすさが変わってくるので、氷の状態を常に敏感に感じ取っていないといけない。そしてそれに合わせて加減の調整が要る。

 

あああああああああああああああああああああああこんな記事書いてたら銅メダル取ったあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!やったあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

マリリンの作ったLS北見!!おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!