人は見た目が9割

痛いニュース(ノ∀`) : 麻生太郎氏が一着35万円するスーツを着ていたと判明!TBSが報じ、ネットで話題に - ライブドアブログ

 

よほどお昼のバラエティに使うネタが無かったのかな。

一国の大臣が良いスーツを着ることに何が問題があるんだろう。

「税金の無駄遣いするな!!」って言いたいのかな?全然無駄じゃないけど?

 

この記事読んで思い出したのは『人は見た目が9割』っていう本。

「見た目」というのは文字通りの見た目ではなくて、ざっくり言うと「他者に与える印象」すべて。

この本を読めば、きちんとしたスーツに身を包むことも大いに必要なことだとわかる。何も無駄じゃない。

 

こういうしょうもない揚げ足取りが以前にもあって、もう顔も名前も忘れてしまったけど、ボイストレーニングに通っていた政治家さん。

「そんなことに税金使うな!!」みたいな感じでバッシングを受けてた。

国会は議論を交わす場所だし、答弁だってある。政治家は声を使う仕事。仕事で必要なところにお金をかけて何が悪いのか。

喋り方は政治家が鍛えるべき重要な技術の1つ。欧米の大統領や首相には専属の先生が付いていて、きちんとした話し方を訓練する。だからスピーチもとても聴きやすいし印象に残りやすい。例として挙げるには少しズレはあるけど『英国王のスピーチ』を観ればボイストレーニングの重要性はわかるはず。国を代表する人物は、話す訓練をきちんとやってる。日本の首相みたいにふにゃふにゃ喋らない。ボイストレーニングは政治家に必要な訓練。なのにそれをわからず叩いてしまう人がいることは残念。

 

35万のスーツを着ることだって「お金いっぱいあるから良いやつ買っちゃおう」じゃないんだよ。自分自身の立場をわきまえてるから身だしなみをきちんとするのさ。

 

実際その立場になってみなきゃ、そんな1つ1つのことの必要性なんてわからないよって意見もたぶんあるとは思う。けど、マスコミって政治をきちんと監視して、時として問題を訴えかけることが役割なら、もうちょっと勉強が必要なんじゃないかな。

4月だし、入ったばかりの新入社員が初めて出せたネタなのかも知れないし何とも言えないところではあるけど。